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開店祝いの【金額相場】はいくら?マナーや【おすすめの贈り物】までご紹介!

開店祝い

開店祝いといえば花をプレゼントするイメージがあると思いますが、花以外にもお祝い金や、相手が喜びそうな品物を贈ります。

しかし、そういった贈り物の平均相場を知らない人も多いのではないのでしょうか?

ここでは開店祝いについて金額相場を中心に、下記の内容を説明していきます。

  • 現金で贈る場合の金額相場
  • 定番の花を贈る場合の金額相場
  • 花以外の品物を贈る場合の金額相場
  • お祝いするときに注意をしなければいけないマナー
  • 品物で贈る場合のおすすめの贈り物

開店祝いでおすすめの品物を見たい方はこちら

開店祝いを現金で贈る場合

開店祝いの場合は現金でお祝いしても失礼にあたることは無く、ご祝儀として渡せます。

現金で贈る場合は、お祝いの気持ちと礼儀を込めて新札を使用しご祝儀袋につつみます。

Right Caption
ギフト先生
包む金額は奇数になるようにしましょう。

ワンポイントメモ※なぜ奇数なのか?・・・現金の場合偶数は2(別れる)、4(死)、6(ろくでなし)を意味するのでお祝いごとのときにはよくないとされています。

現金で贈る場合の金額相場

現金で贈る場合の金額相場は一般的に5,000~5万円とされています。

開店祝いを贈る相手との関係性により相場も多少変わってきますので、下記の表を参考にしてみてください。

相手との関係性 開店祝いの金額相場
両親 3万円~5万円
親戚 1万円~5万円
兄弟・姉妹 1万円~3万円
取引先 1万円~5万円
友人 5,000円~1万円

開店祝いで現金を渡す方法

花結び5本線

開店祝いで現金を渡す方法ですが、上記の様に、ご祝儀袋の水引(みずひき)は何度あってもよいお祝いごとのときに使用される花結びを選びます。

本数は5本線を選びます。

ワンポイントメモ※水引(みずひき)とは?・・・贈答品などにかける紐のことを呼び、冠婚葬祭によって使い分けます。

つつむ金額が5,000~1万円であれば印刷されているご祝儀袋でも構いませんが、両親、身内、大切な方に包む場合は印刷ではない高級感があるご祝儀袋を選んで使用してください。

お祝いの気持ちをしっかりと伝えるためにも、少し特別感を出すことで相手にも伝わりやすくなります。

表書きの書き方

表書きとは、のし紙の表に書くお祝いの文字や名前のことです。

開店祝いのご祝儀を渡す際は、のし紙に下記のようなお祝いの言葉を書きます。

状況 文言
お店を開店 御開店御祝・御開業御祝
病院 御開院御祝
開店した後にお祝い 御発展御祝
開店祝い表書き

どういったお店を開くか、状況などよくわからない場合は「御祝」の文字だけでも構いません。

お祝いごとの表書きを書くときはボールペンなど細いペンは避け、太い筆ペンやフェルトペンなどを使用して書いてください。

ご祝儀袋の下の部分には宛名を書きますが、その際は上に書いたお祝いの文字より小さく書くことがコツです。

ワンポイントメモ※表書きを書くときに・・・表書きのお祝いの文字数を4文字にしてしまうと4文字イコール「死」とされ縁起が悪いといわれているため、4文字にすることは避けるようにしましょう。(例:開店御祝、など)

開店祝いに花を贈る場合

胡蝶蘭

開店祝いに用いられる花は、胡蝶蘭スタンド花(※下記メモ参照)、フラワーアレンジメントが多いです。

実際にこれらの花を贈る場合の一般的な金額相場はいくら位なのかをご紹介します。

ワンポイントメモ※スタンド花とは・・・スタンド花とは、足がついた入れ物の上部にアレンジがされたお花を飾ったものです。
お店が新規オープンしたときや、イベントごとのときに贈られて飾れれることが多いです。

花を贈る場合の金額相場

では花を贈る場合の金額の相場を種類ごとに以下で表にしましたのでご参考ください。

お花の種類 金額の相場 補足
胡蝶蘭 1万~3万 胡蝶蘭は1~3ヶ月はもつためお開店祝いでは人気の高いお花です。
3本だと3万円5本だと5万円が相場です。
スタンド花 1万~2万5千円 スタンド花は贈りっぱなしではなく、花屋さんは回収に来てくれるので贈ったかたへの負担がありません。
1段にするか2段にするかで価格が変わってきます。
フラワーアレンジメント 3,000~1万5千円 フラワーアレンジメントは予算に合わせて色々な種類のお花を選び贈ることができるので、実際にお祝いを贈る店舗の雰囲気に合わせることができます。

開店祝いで花を贈る方法

お花を贈る場合は、お花だけではなく「御祝 ○○様」というような内容が書かれている立て札をつけて贈ります。

立て札の文字の向きは縦でも横でもどちらでも問題ありません。

開店祝いを贈るお店の名前が英語だった場合は横にする、など自由に選ぶことが可能です。

立て札は、品物を贈るときに使用するのし(熨斗)のような役割を担います。表書きは人の目に留まりやすいように朱書き(赤い色)で目立たせて下さい。

素敵な花とともに、立札に店舗名が書いてあることでお店をアピールすることができるため、相手側はとても喜んでくれるのです。

開店祝いでお花を贈るタイミング

■胡蝶蘭やフラワーアレンジメント
胡蝶蘭やフラワーアレンジメントはインテリアとして店内に飾るものです。開店の前日までに届くようにすることで、相手側は慌てずどこに飾るか考えることができます。

■スタンド花
スタンド花は店外に置き、配送スタッフが設置してくれます。そして切り花なので日持ちが浅いことから、前日よりも出来るだけ当日の開店前が良いでしょう。

店内、店外にかかわらずお花を贈るときに気を付けるべきことは、相手側にお花を置くスペースがあるのかどうかを確認するという点です。

とくにスタンド花で大きいものは置ける幅やスペースを、事前に測っておきましょう。

開店祝いを花以外の品物を贈る場合

ワインギフト

現金やお花以外の品物を贈る場合にも、贈り方や送るタイミングなどのマナーが存在します。

自己満足で贈り相手に迷惑をかけてしまわないよう、しっかりと確認して贈るようにしましょう。

花以外の品物を贈る場合の金額相場

品物を贈る場合の金額の相場は、上記に記載されている現金を贈る場合と同じです。

相手との関係性 開店祝いの金額相場
両親 3万円~5万円
親戚 1万円~5万円
兄弟・姉妹 1万円~3万円
取引先 1万円~5万円
友人 5,000円~1万円

一般的な相場は5,000円~5万円ですが、開店祝いをする相手との関係性が深い場合には一般的な相場よりも高めの品物を贈る方もいますので、表の相場を参考に状況や関係性を考慮して金額設定してみると良いかもしれません。

花以外の品物を贈る方法

開店祝いの贈り物にはのし(熨斗)をつけるようにしてください。

お金を渡すときと同様に、水引(みずひき)は5本で紅白の花結びを使用します。

表書きも「御開店御祝」や「御祝」などと書き、自分の氏名を忘れずに記載してください。

開店祝いで品物を贈るタイミング

開店祝いで品物を贈るタイミングは、品物の大きさにもよりますが、早い段階で贈ってしまうと相手側が保管場所に困ってしまうことも考えられるため、ある程度落ち着き始めるとされる開店1週間前くらいに贈るのが一般的です。

Right Caption
ギフト先生
不在通知などで手間をかけてしまわないように、1度連絡を入れて都合の良い日に合わせるとより良いですね!

※のし(熨斗)については下記リンク先ページにてわかりやすく解説をしていますのでご参考ください。

開店祝いのマナーと注意点

マナー

開店祝いを贈るときにぜひ知っておかないと失礼になってしまうマナーや注意点についてです。

まずは当然のことですが、贈るときは必ず店舗名や名前を確認しておきましょう。

「覚えてる、大丈夫」と過信しすぎずに、英語や少し難しい漢字の場合は特に見直すことが重要です。

開店祝いを贈る時期(マナー)

上記内容でも紹介しましたが、お祝い金やお花や品物を贈る場合には開店日より前が一般的なマナーです。

理想は1週間前から前日までです。

もし遅れてしまっても1ヶ月以内であれば問題ありませんが、その際は仏滅を避けて贈ります。
※品物によっては多少のずれがありますので注意が必要です。

開店祝いに贈るメッセージ(マナー)

開店祝いを渡す際は、現金や品物とは別にメッセージも贈ります。

取引先であれば相手を立てねぎらうことを心掛けましょう。

親しい関係ならば今後の成功を願うことや、励ましの言葉を書いてあげましょう。

お祝いごとの際は縁起が悪い言葉火事焼ける飛ぶ燃えるといった言葉は縁起が悪いので注意が必要です。

他にも赤字傾く倒れる終わる壊れる敗れるという言葉は経営破綻を連想させてしまうので使用しないでください。

選んではいけないもの(マナー)

開店祝いを品物で贈る場合に選んではいけない、選ぶべきではない品物をご紹介します。

もちろん相手側が現在欲しがっていてリクエストがあった場合は例外となります。

火を連想させてしまうもの

新しくお店を開くにあたり、火を連想させるものはその店舗が火事になる、など縁起が悪いと考えられています。

そのため以下のような品物は選ばないようにしましょう。

  • 赤いもの
  • キャンドル
  • ライター
  • 灰皿

踏みつけるもの

以下のような品物を特に目上の人に贈ると、「踏みつける」という意味合いになってしまうため避けるようにしてください。

  • サンダル
  • スリッパ
  • マット

その他に開店祝いに向いていないもの

よく勘違いされてしまう品物は「お茶」です。

どんな場面にも利用できると便利に使われがちですが、お茶は香典返しの際に贈られるもののため、開店祝いの贈り物にはふさわしくないと考えられているのです。

またそれ以外に、新しく開くお店を傷つけてはいけないと言う事から、壁や柱に穴をあけさせるようなものは避けてください。

開店祝いに手土産を持っていきたい場合

開店祝いでは、相手に気を遣わせないように費用をかけずちょっとした手土産を差し入れとして持っていきたい、という人も多いです。

そういった場合は日持ちするお菓子などが人気です。

開店祝いには多くの人からプレゼントを頂いていると思うので、少し気を利かせて日持ちするものにすれば、急いで消費しなければいけないという心配もないのでありがたいのです。

相手に気を遣わせないためだけでなく、また別にお祝いするなどという理由からちょっとした手土産を持っていく場合は参考にしてみてください。

開店祝いのお返しは?

開店祝いをいただいたら、お返しは半返しが一般的です。いただいた品物の半分程度の値段の物をお返ししてください。

お返しを贈るタイミングは、品物を頂いてから1ヶ月以内にお礼をするのがマナーです。

一般的にお返しで多いのが、お菓子食べ物カタログギフトです。

贈られた品物と同じように、紅白で花結びののし紙を使用し、表書きは【御礼】や【開店内祝い】と書きます。

直接手渡しであれば必要ありませんが、送る場合はお礼状も添えましょう。

祝賀会が行われる場合

開店祝いの祝賀会が行われる場合、出席して直接品物を渡しお祝いすることが重要です。当日までにお祝いの品物を用意し、間に合うように準備して持参しましょう。

祝賀会が行われるのに参加できない時は、お祝いの気持ちを込めて祝電のを贈る方もいます。

※電報については下記リンク先ページにて解説しています。

開店祝いでおすすめの贈り物

開店祝いで1番人気があるのは「幸せが飛び込んでくる」という花言葉をもつ胡蝶蘭です。
お祝いの際は3本か5本を選びましょう。

部屋の雰囲気に合わせた色を選んだり、広さにより大きさもかえることができます。

はなかやさんの胡蝶蘭

楽天市場やyahooショッピングの商品レビュー数も多く、楽天市場ではレビュー数が1万件突破し、お客様の満足度は95.2%と確かな実績と購入者からの支持が高い店舗です。

さらにお届けする前に購入商品の写真を送ってくれるため、事前に確認することもできます。
贅沢な選べるラッピングも無料で胡蝶蘭1鉢のご購入で立札・メッセージカードも無料となっています

メリット デメリット
・数多くの賞を受賞しているため抜群の安心感
・購入前に商品の写真を事前に送ってくれる
※商品が到着して実物が違うといったことがない
・14種類から選べるラッピングが無料
・立札・カードが無料
・購入者からの支持が高い
・1ヶ月先までのお届けしていが可能
・楽天・yahooに掲載のページが少し見づらい

胡蝶蘭 大輪 3本立ち スタンダード

価格 11,000円(税込)
内容 大輪 3本立ち(24輪~)
花色 白、ピンク、白赤
サイズ 花の高さ:(鉢底から約70~80cm)
幅:約40cm
鉢サイズ:約24cm
送料 無料  ※沖縄は2,000円(税抜)

商品を購入された方の口コミ

ショップからメールで届く画像で先方様にお届け頂いたお花を確認できました。とても立派なお花が届けられたようで安堵しております。先方様からも感謝のお手紙が届きました。
(購入者 by 楽天市場)
梱包の丁寧さに 驚きました! キッチリした包装と、寒さ対策でのホッカイロ! 胡蝶蘭は何度も購入した事がありますが、ここまで丁寧なのは初めてでした。とても大切に育ててくださったのだなあと 思い、我が家に迎え入れられた事を本当に嬉しく思います。
(購入者 by Yahoo!ショッピング)
伯母様の新築祝いに購入しました。お花にうるさい方だったので心配していましたが、お店から送られてきた写真を見て、自信を持って贈ることが出来ました。本当に素敵で私も贈られたいです。
(購入者 by 楽天市場)

バルーン

開店する店舗が雑貨屋さんなどであれば、デザインが沢山あるバルーンを贈るととても可愛らしい店内にすることができます。

お店のイメージの色やサイズも選ぶことができます

オリジナルバルーンフラワー

価格 3,850円(税込)
組み合わせ数 10万種類以上
サイズ 高さ約45cm×幅約35cm×奥行き約35cm

バルーンフラワーは、お好きな花、リボン、ペーパー、紙パッキン、風船の柄、メッセージカードとすべて自分で選ぶことができるので、贈る方をイメージしながら世界にひとつしかないオリジナルを作ることができます。
心のこもったお祝いの贈り物として最適です。

カタログギフト

開店祝いですから、その店舗に合ったインテリア、実用品、家電を贈りたい所ですが、意外と人とかぶることがあります。

それを避けるためにカタログギフトを贈ることで相手が今必要としている物を自分で選んでもらうことができます。
相手の好みに合ったカタログギフトを選び贈ってあげましょう。

お酒類

お祝いごとといえばお酒が人気ですが、名入りのお酒にすることで飲み終わったあともインテリアとして飾ることができるので喜ばれます。
店舗の名前を入れてあげても記念に残るのではないでしょうか。

ほかにも日本酒でしたら縁起の良い銘柄を選んで贈るようにしてあげましょう。
松竹梅、開運、来福や鏡開きができるような樽酒も人気です。

金箔入りスパークリングワイン

価格 6,480円(税込)
内容量 720ml
ワインタイプ スパークリングワイン、白、発泡、やや甘口
原材料 国産シャルドネ種100%
アルコール度数 11%

ワインの中に金箔が舞っているスパーリングワインになります。
ボトル、彫刻もすべて金色で作られているのでお祝いごとの贈り物に向いています。

お菓子・飲み物・スイーツ

お菓子、飲み物、スイーツは、祝賀会などで訪問したときの定番になります。
選ぶポイントは日持ちし小分けに包装されている物であれば、そこで働く方たちも手軽につまむことができるので喜ばれます。

縁起の良いもの

最近開店祝いに招き猫を贈る方が増えており、昔から店先に置くことで商売が繁盛するといわれています。

開店祝いの金額に関するよくある質問

ここからは開店祝いの金額に関するよくある質問を紹介していきます。

Q1:そこまで親しくない友人への開店祝いはいくらぐらいがいいの?

A:基本の平均相場は1万~5万円ですが、そういった場合は5千~1万円でいいでしょう。
もしご祝儀としては少ないかな…と感じるのであれば、ちょっとしたシャンパンなど添えれば十分喜ばれるお祝いになります。

Q1:親しい間柄なら4万円とかでもいいのでは?

A:確かに縁起や忌み言葉など気にしない人もいますが、開店するにあたって様々な人が関わっています。
そういった周りの人が皆気にしないタイプだとは限りません。
なので、出来る限り縁起の悪い数字は使わないようにしましょう。

Q1:胡蝶蘭以外でおすすめの植物・花は?

A:胡蝶蘭以外だと、「根付く」という意味を込めて観葉植物がおすすめです。
しかし観葉植物は簡単には枯れないため、長い間お店に置いておくことになります。
そのため、そのお店の雰囲気にマッチした観葉植物選びが重要になります。