2019年3月6日

電報とは

電報

電報とは電信を用いて要点をまとめた短い手紙となり、昔は自宅に電話もなかったので連絡手段の1つとして電報を使用していました。

現在では冠婚葬祭、入学祝い、卒業祝い、誕生日、出産祝いとすべてのシーンで使用されています。

インターネットが普及しているのでメールでお祝いの文章を送ることは簡単ですが、電報は形として残すことができますし、その場の演出を高めてくれるのでまた違った特別感があります。

最近では相手に気持ちを届ける贈り物としてギフトと一緒に贈られる方も増えており、午前中に申し込みをすると、その日のうちに当日配達してくれる所もあります。

電報の種類

電報の種類は大きく分けると、祝電(お祝い電報)と弔電(お悔やみ電報)の2種類になります。
どのようなシーンで使用するのか紹介します。

祝電

祝電

祝電はしゅくでんと読み別名お祝い電報とも呼ばれており、お祝いごとに参加できないけれど、祝福してあげたい気持ちを電報として相手に届けます。

  • 結婚祝い
  • 出産祝い
  • 入学祝い
  • 卒業祝い
  • 昇進祝い
  • 成人祝い

といったお祝いにのときに電報を贈ります。

  • 誕生日
  • クリスマス
  • バレンタインデー
  • ホワイトデー
  • 父の日
  • 母の日
  • 敬老の日

といったイベントのときに電報を贈ります。

弔電

弔電

弔電はちょうでんと読み別名お悔やみ電報呼ばれており、お通夜、葬儀、告別式に参列できない際にお悔やみの気持ちを贈る電報になります。

祝電のマナー

祝電のマナー

祝電の電報は皆の前で読まれますので、くれぐれも相手側が恥をかかないようにマナーを知ってから贈るようにしましょう。

祝電の電報のマナーは意外と知られていないことが多いのでタイミング、金額の目安、送り方、タブーについて紹介します。

タイミング

電報は約1ヶ月前から予約することができます。
お祝いごとが午前中の場合は、最低でも前日には届くように手配しましょう。

午後の場合は最低でも2時間前には届くようにするのが祝電を贈るときのマナーとなります。
可能であれば2~3日前に届いているのが理想的です。

ですが遠方にお住まいの場合は1週間前に贈っても構いません。
出産祝いの電報は例外となり、生後7日~1ヶ月以内のお七夜と呼ばれる時期に贈るのがマナーとなるので注意してください。

金額の目安

電報のみでしたら2,000円~3,000円が相場になりますが、最近ですと電報だけではなく記念に残るようにと品物とセットになっているのを選ばれ方が増えています。
その場合は相場もかわってきます。

また関係性によっては金額が前後するようです。

高めの台紙 4,000円前後
品物とセット 3,000円~5,000円前後

送り方

贈り方

電報は昔なら電話で申し込みする方法が主流でしたが現在はインターネットも普及しているので、好きな台紙や付属するギフトや文面も画面上で確認することができ、申し込みも簡単になりました。

送り先は病院や結婚式の会場多いため、なにも連絡せずに送ってしまうと受け取ってもらえないことがあります。

お届けする日は相手の都合に合わせるのがマナーですので、送り先には事前に連絡して確認をとっておきましょう。

必須項目

電報を送るときに必須項目となるのは下記になりますので事前に準備してから申し込みをしましょう。

  • 宛先
  • 日時
  • 宛名
  • 差出人
  • 電報の文面

結婚式に祝電の電報を送る場合、結婚式場に送るイメージがありますが電報を読まれるのは披露宴の会場になります。

そのため式場が披露宴会場と異なる場合、宛先は披露宴会場に送るのがマナーです。
もしわからない場合は直接相手に聞いても問題はありませんし、自宅に送っても平気です。

宛名は新郎の知り合いであれば新郎の名前を書き、新婦の知り合いであれば新婦の名前を書きます。
2人と知り合いであれば連名となります。

また旧姓で送るのが一般的となります。
差出人はフルネームで書きましょう。

祝電のタブー

祝電のタブー

祝電はお祝いの電報になるので、相手側に失礼があってはいけません。
不快な思いをさせないように祝電のタブーを頭にいれておきましょう。

祝電を贈る際の注意点や文面の長さにについて紹介します。

注意点

申し込みのときに画面上で確認することができますが、下記のことをしっかり確認しましょう。
気づかないで贈ってしまうと、マナー的に失礼にあたってしまいます。

  • 電報の文面に誤字脱字はないか確認しましょう。
  • 電報の送り先、お祝いごとの日時が間違っていないか確認しましょう。

文面

電報の文面の一般的なマナーは大勢の前でよまれるので丁寧な文面を意識し、電報を贈りましょう。

文面を作る場合、句読点、改行は終止符を打つという意味があるので文章を区切りたい時はスペースで1文字分あけるようにしましょう。

注意点がいくつかあるので紹介します。

  • プライベートなことを書きすぎない。
  • 出席できないことをお詫びする必要ありません。
  • 別れ、再婚を意味する忌み言葉は使用しないでください。

例:別れる、重ねる、切れる

文面の長さ

お祝いの席では1通に対して読み上げる時間は30秒~1分しかかけられません。
50~100文字が一般的な目安ではありますが無理に短くしてしまうと文章がおかしくなってしまうので、伝えたい言葉を伝えるのが1番よいといえます。

ですが多くても200~300文字以内におさめるのが理想です。

弔電のマナー

弔電のマナー

訃報が届いたら、お通夜、葬儀、告別式に参列したい所ですがどうしても遠方でしたり都合が合わずやむおえない場合があります。

お世話になった方の訃報であれば、悲しい気持ちを伝えたいのではないでしょうか。
遺族の方も参列できなくても故人の死を悼んでいる気持ちを知ることで沢山の人に愛されていたのだと伝わります。

弔電のマナーは意外と知られていないことが多いのでタイミング、金額の目安、送り方、タブーについて紹介します。

タイミング

弔電の電報は知らせをうけたらすぐに送るようにしましょう。
お通夜の前日もしくは葬儀の2時間前を目安に送り、弔電が読まれる告別式に間に合うように手配するのがマナーとなります。

金額の目安

個人や遺族との関係性により金額もかわりますが電報のみでしたら1,000円~3,000円が相場となります。
品物もセットで贈りたい場合は、自分がいくらまでだせるかでかわってきます。

親族 2,000円~7,000円前後
兄弟・職場 3,000円~1万円前後
親戚 1,000円前後
友人 1,000円~3,000円前後

親族・兄弟であれば西陣織の台紙がおすすめです。
親戚や知り合いであればシンプルな台紙でも問題ありません。

送り方

弔電は基本的にはお通夜、葬儀、告別式が行われる場所に送り自宅で行われる場合は自宅に送ります。
送るときにはお通夜や葬儀の時間をしっかりと確認してください。

弔電を送るのに使用する台紙にはシンプルな物もあれば刺繍が入っている物、水引きがついている物、品物と台紙がセットになっている物もあります。
様々な種類のなかから選び故人へのお悔やみの言葉を送ってあげましょう。

必須項目

必須項目

弔電を送るときに必須項目となるのは下記になりますので事前に準備してから申し込みをしましょう。

  • 宛先
  • 日時
  • 宛名(喪主名)と故人名
  • 差出人
  • 電報の文面

弔電を送る日時、宛先に間違いがないかしっかり確認しましょう。
不安な場合は電話番号も記載しておくとよいでしょう。

宛名は喪主名と故人名の両方を記載するのが一般的なマナーとなります。
喪主名がわからない時は遺族宛に「○○様(故人の名前)のご遺族様」宛てにすると失礼にあたりません。

稀に喪主名が記載されていないと受け取ってくれないことがありますので、1度葬儀場に確認をしておくと安心かと思います。

文面

電報を贈る場合プライベートな内容にしてしまうと、後々トラブルの原因ともなりますのタブーとなります。

ほかにもご不幸があった遺族には普段は使用することのない敬称を使います。
先方への配慮をわすれないように心掛けましょう。

家族 ご家族様/皆様
ご尊父様/お父様
ご母堂様
ご主人様
ご令室様
息子 ご子息様/ご令息様
ご息女様/ご令嬢様
義兄/兄上様
義弟/ご弟様
義姉/姉上様
義妹/お妹様
祖父 ご祖父様
祖母 ご祖母様

弔電のタブー

弔電は年齢が上がるとともに参列する機会が増えてくるのではないでしょうか。
また仕事の関係で参列できない場合は弔電を送ることも増えてきます。

相手側に失礼のないように弔電のタブーを頭にいれておきましょう。
弔電を贈るときの注意点や文面の長さにについて紹介します。

注意点

弔電の電報を送るときに注意したいのは相手の宗教にあった弔電を選ぶようにしなくてはいけません。
確認せずに送ってしまうと宗教用語などが入ってしまっていた場合、大変失礼にあたります。

ほかにも忌み言葉(いみことば)、重ね言葉は縁起の悪い言葉といわれており、不吉な意味や不幸を連想させますのでタブーとなります。

忌み言葉

忌み言葉は下記になりますので使用しないようにしましょう。

  • 相次いで
  • 失う
  • 消える
  • 苦しむ
  • 最後に
  • さらに
  • 去る
  • 泣く
  • 亡くなる
  • 苦しむ
  • 迷う
  • 浮かばれない

重ね言葉

重ね言葉は下記になりますので使用しないようにしましょう。

  • いろいろ
  • くれぐれ
  • しばしば
  • ますます
  • またまた
  • たびたび
  • ときどき

文面の長さ

文面の長さは一行だけの方もいますが少し寂しいと感じる方が多く、2~3行程度のを送る人が増えています。

仲がよかったけれど参列できなかった場合は、そのお悔やみの気持ちを述べたいという方もいるので200~300文字程度の文面を送る方もいます。

一般的には100~200文字程度が丁度よい長さとされていますが、故人との関係やご遺族との関係性により弔電の文面の長さを調節するようにしましょう。

お返しは?

お返しは?

祝電や弔電の電報をいただいた時にお返しは必要なのか?どのようにお礼をすればいいのか簡単に紹介します。

祝電の場合

祝電を頂いたときは一般的なのはあまり時間をあけずに数日以内に電話もしくは、はがきでお礼を伝えます。
近々会う予定があるのであればその時に直接口頭で伝えても問題ありません。

なにもせずほっておいたり、メールでお礼を伝えるのはマナー違反となります。
お祝いの電報と一緒に品物が贈られてきたときには半額相当の品物と一緒にお礼状を添えます。

弔電の場合

弔電だけの場合は特にお返しの必要はありませんが、お礼状、ハガキもしくは手紙をなるべく早く送りましょう。
メールや、電話でお礼をしてもかまいませんが相手によっては失礼だと感じてしまう人もいるので注意が必要です。

弔電と一緒に供花や香典を貰った場合は、その品物の半額くらいの品物を返すのがマナーとなり、まず弔電に対してのお礼状を送り、その後四十九日の法要の際に再度香典返しをするようにします。

お返しの品には主にお菓子、お茶、タオルが選ばれます。

電報のおすすめ

電報は相手に合ったイメージの物を贈ることができるのがメリットと言えます。
祝電でしたら好きな色、好きなキャラクターを合わせてあげたら貰った方はとても喜んでくれます。

弔電の場合も品物とセットになっている物が多いので、お悔やみの言葉とともに贈ってあげましょう。

祝電の場合

祝電の場合

現在電報の種類は豊富にあり、少し工夫するだけで人とは違う電報を贈ることができ思い出にも残る電報となります。
どのような電報の種類があるのか紹介します。

  • バルーン電報
  • マシュマロ電報
  • キャラクター電報
  • ギフト電報
  • フラワー電報
  • 花、フォットフレーム電報
  • ぬいぐるみ電報

弔電の場合

弔電の台紙の種類はとても豊富であり、布が貼られているやつから刺繍が入っているやつと少し高級な台紙を使用する方が増えています。

ほかにも品物とセットになっている電報が多いのでどのような種類があるのか紹介します。

お盆とセット お供え物を載せたり、お香典の受け渡しをする際のお盆として使用できます
お線香、ろうそくとセット お供え物とセットになった電報です
供花(フラワー)電報 お悔やみ用の供花として電報と一緒に送られます

その他

Posted by ロッシ