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銀婚式とは

銀婚式とは

銀婚式は、夫婦が結婚して25年目という記念すべき節目を祝う、大きなイベントです。
とはいえ、正式な式典というわけでもないので、銀婚式のお祝いの仕方やプレゼントの選び方に迷っているという方も少なくないのではないでしょうか。

そこで、この記事では銀婚式のあれこれについて詳しくご紹介させていただきます。プレゼントの選び方はもちろん、注意するべき点などについても解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

銀婚式で喜ばれるプレゼント

銀婚式をお祝いするにあたって欠かせないのが、プレゼントです。
しかし、銀婚式にふさわしいプレゼントがどんなものなのか、すぐに思い当たるという方は少ないのではないでしょうか。

選択肢はかなり幅広いですが、中にはプレゼントとしてふさわしくない物も存在するので、ここではそういった点までしっかりとご紹介させていただきます。

ペアのもの

銀婚式は夫婦の結婚記念日を祝うイベントです。
ということで、ベタではありますがやはり夫婦ペアで使用できるアイテムをプレゼントするというのは鉄板。
夫婦茶碗や湯呑などの日常的に使用できるものや、夫婦共通の趣味で使用するアイテムをお揃いでプレゼントするなど、いろいろなペアアイテムがあるので、プレゼントする夫婦にもっとも合う物を選んでみましょう。

ただしほかの方のプレゼントとかぶる可能性もあるので、なるべくかぶらないように、ありきたりなペアものよりもちょっと機転を利かせたものがいいかもしれません。

銀製品

銀婚式におけるプレゼントのド定番といえば、やはり「銀にちなんだもの」です。
銀食器やカトラリーなどはいくつあっても便利ですし、高級感やおしゃれさも演出できるという優れものなので、銀婚式のプレゼントに迷った方には真っ先におすすめできるチョイスといえるでしょう。

ただ、銀を使用しているものはやはり少し値が張ってしまいます。
金銭的にキツイという場合には、色合いが銀に近いアイテムを選んでみましょう。
小さい子どもさんであれば、銀の色紙を使用した折り紙などがおすすめ。
銀婚式に銀婚式ならではのアイテムをプレゼントすると、受け取った相手に記憶されやすいというのもポイントです。

25にちなんだもの

銀婚式は、25年間パートナーとともに生活し、生きてきたことを祝うイベントごとです。
そんな銀婚式にちなんだアイテムといえば、25という数字にちなんだものでしょう。
プレゼントするお2人が好きであろう花を選んで、その花を25本分集めたブーケをプレゼントするのがおすすめです。

また、彩りを気にするなら店員さんにチョイスをおまかせしましょう。
店員さんに25本使ってブーケを作ってくださいとオーダーすると、カラフルな作品をすぐに用意してくれるはずです。

記念に残るもの

銀婚式を迎える方は、40を過ぎたご夫婦がほとんどです。
そのため、お金のかかったプレゼントを求めているという方は少なく、逆にお金がかかっていなくても記憶に残るプレゼントがいいという方が多い傾向にあります。

そこで、手紙や写真、アルバム、ご夫婦の似顔絵など、記憶に残るプレゼントを贈るのもおすすめです。
ただし手紙やアルバムなどは親しい親族からもらったものや、相当仲の良い相手からもらったものでないと、ただただ処分しにくい困った貰い物になってしまう可能性があります。
あなたとプレゼントするご夫婦の距離が遠い場合には、別のプレゼントにしたほうがいいでしょう。

遠縁であっても記憶に残るプレゼントをあげたい場合は、銀婚式を印象づける幸せな1日を提供することができる食事会や旅行などがおすすめです。

健康に関するもの

銀婚式を迎えるご夫婦は初老以上の方々なので、年齢的に考えて健康を維持するためのグッズをプレゼントするのもおすすめです。
健康グッズなら、「パートナーとこれからもよりいっそう健康で仲睦まじく過ごして欲しい」という意味合いを込めることができます。

健康グッズでおすすめなのが、簡易的な血圧計。
年齢を重ねると高血圧などが気になってくる方が多いので、自宅にいながら手軽に計測できるものがあると便利です。

そのほかには、身体が衰えて節々が痛くなってくるので、快眠できる枕や腰に添えるクッションなどがおすすめです。日々の生活で使用できて、邪魔になりません。

お酒など嗜好品

大人の男性、女性へのプレゼントを選ぶうえで外せないのが、お酒やタバコなどの嗜好品です。
当然お酒やタバコが好きではないという方にプレゼントしてもまったく意味がありませんが、嗜んでいるという方にプレゼントすればかなり喜ばれることは間違いありません。

お酒であれば相手の好きな銘柄を贈るのもいいですし、オリジナルのパッケージデザインのものを発注したり、お2人が結婚された年に作られたワインを用意したりするのもいいかも知れません。
お酒だけでは味気なくて心配……という場合は、ペアグラスをセットにするとかなりゴージャスなプレゼントを演出することができておすすめです。

銀婚式に贈るメッセージの文例をご紹介

ここからは、銀婚式のプレゼントを贈る際に添えるメッセージについて書き記したいと思います。
プレゼントに添えるメッセージというのは、非常に大切です。
短い文章であっても、内容によってはプレゼントそのものの価値よりも大きなインパクトを与えることができます。

とはいえ、メッセージが思いつかない……という方も多いのではないでしょうか。
そこで、簡単なものではありますがメッセージの例をいくつかご紹介します。

ご両親へ

ここでは、ご両親が金婚式を迎えた場合の参考メッセージをご紹介します。

メッセージ1

お父さん、お母さん。結婚25周年、本当におめでとうございます!

2人が仲睦まじい家庭を作ってくれたおかげで、わたし(僕)もこうして元気に楽しく生活することができています。感謝してもしきれません。

これからも2人仲良く、健康的に過ごしてください。次は金婚式のお祝いができるのを楽しみにしています。

メッセージ2

25回目の結婚記念日、本当におめでとう!

25年の間、楽しいことはもちろん辛いこともたくさんあったと思うけど、こうして銀婚式を祝うことができて本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。

これからもぜひ、末永く仲良くいてください。

パートナーへ

ここでご紹介するのは、あなたが銀婚式を迎える場合にパートナーに向けたメッセージの例です。
銀婚式を迎えるほど長く一緒にいるパートナーに対して、普段伝えそびれている感謝の気持ちを持っている方が多いのではないでしょうか?
というわけで、せっかくの節目ですから、これまで言い出しにくかった感謝の言葉を伝えてみましょう。

メッセージ1

〇〇。結婚してついに25年も経ってしまいましたね。

これまで平坦な道ではなかったけれど、苦しい状況を乗り越えられたのは、いつだって〇〇がいて支えてくれたおかげだと思っています。

本当にありがとう。

これからもずっと長く一緒にいられるように、お互い労りあって頑張っていこう。よろしくお願いします。

メッセージ2

あなた。結婚して25年間、これまで本当にありがとう。

あなたと結婚して本当によかったです。

なんだかあらたまった挨拶で照れくさいけれど、これからもよろしくお願いします。

お祝いの仕方

これまでは銀婚式において最適なプレゼントやメッセージ例についてご紹介しましたが、ここからはそもそも
銀婚式が定着した由来はなんなのか、そしてお祝いするのにいい時期など、銀婚式にまつわるいろいろな情報をご紹介したいと思います。

銀婚式はいまや当たり前の風習となっていますが、じつは風習として定着したのはそれほど前ではないということをご存知ですか?まずは銀婚式が定着した秘話について紹介しましょう。

銀婚式の由来

現在の金婚式や銀婚式などの結婚記念日を祝う風習は、1894年のある祝典からはじまったとされています。
その祝典とは、明治天皇が執り行った「大婚二十五年祝典」。
この祝典こそが、日本における結婚記念日を祝う風習を定着させたはじめての結婚記念祝典でした。

しかし、もともとこの風習はイギリスがルーツだと言われています。
イギリスでは古来、結婚5周年、15周年、25周年、50周年、60周年を祝う風習があり、それが明治天皇によって日本に持ち込まれました。

日本で初めて行われた結婚記念祝典が25周年の銀婚式にあたるものだったこともあり、日本でこの風習が広がりを見せたころは銀婚式こそ盛大に行う節目の年だとされていたようです。

ところが現在は銀婚式の倍にあたる金婚式が定着しているので、銀婚式祝いを控えめにして、金婚式祝いを盛大に執り行うことが多いようです。

最適な時期

銀婚式をお祝いするのには、最適な時期というものがあります。
最適な時期の大前提となる条件は、「誰もが集まりやすい時期」。
やはり銀婚式のような結婚記念日は、当人であるご夫妻だけではなくその家族や孫、親戚などが集まることになるのがほとんどです。
だからこそ、集まりにくい忙しい時期にお祝いのセッティングをしてしまうとせっかくのお祝いが、ちゃんと執り行えないことになります。

となると、銀婚式をお祝いするのに最適な時期は、多くの人々が休みである大型連休ということになるでしょう。
お正月に親族一同で集まるタイミングもいいですし、それとは分けたいという場合にはゴールデンウィークやシルバーウィークを利用するのもおすすめです。

親族を集めた食事会

銀婚式は身内だけで執り行う方が多く、大きな会場を押さえてお祝いするというのはなかなかありません。
しかし、少人数で集まりながらも少しいつもとは違った贅沢感を感じたいという場合には、レストランなどの外食できる場所を予約しておくというのがおすすめです。

銀婚式のお祝いを行うレストランを選ぶうえで大切なポイントは、

  • 自宅から遠くなく、足場がなるべくフラットであるかどうか(足腰に爆弾を抱える老夫婦にあわせて)
  • 個室があるかどうか(開けている場所よりも気兼ねなく過ごすことができる)
  • 主役の好きな料理があるかどうか(最低でも嫌いなメニューが少ないところ)

ぜひ参考にしてください。

自宅でのお祝い

先ほどは銀婚式のお祝いの場として、外食スポットをご紹介しました。
とはいえ、銀婚式のお祝いの場としては、もうひとつ人気スポットがあります。

それは「自宅」です。
自宅であれば、知らない場所に行ってご夫婦の足腰に負担がかかるかもしれないという懸念がないですし、万全の状態でお祝いに注力することができます。
ただし自宅だとおそらく奥さまが料理の準備や片付けなどを手伝いに来てしまう可能性があるので、気を遣わせないようにしっかりとリードしましょう。

プレゼントの相場

プレゼントには、相場が存在します。
相場よりも下回っていれば相手に失礼にあたることになりますし、反対に相場より大幅に上回っているプレゼントをあげてもそれはそれで失礼になりかねません。
高額なプレゼントをもらえば、もらった方は気を遣ってしまうものです。
しかし、せっかく人生に1度あるかないかの銀婚式に、気を遣わせるわけにはいかないはずです。
以下で相場をご紹介するので、それを参考に適切な価値のプレゼントを選びましょう。

相場

銀婚式における相場は、銀婚式を迎えたご夫婦とあなたとの関係の深さによって変動します。
たとえば、両親が銀婚式を迎える場合のプレゼントの相場はありません。
親しい親族同士だと、これまでにあげたプレゼントや恩などによって相場がかなり変動してしまうので、相場が割り出せないのが現状です。

ちょっと遠縁の親戚や、上司などのご夫婦が銀婚式を迎える際は、大体5000~20000円ほどが相場となっているようです。

しかし、もちろん相場に完全に縛られなくとも、これまでお世話になってきた方であれば時計やジュエリー、はたまた豪華客船ツアーのような高価なものをプレゼントしてもいいでしょう。

ただし、ここで勘違いしないでいただきたいのは、お金をかけたから、かけなかったからプレゼントの価値が決まるわけではないということです。
致し方なく安価なプレゼントになってしまっているとしても、メッセージや手渡し方などによって相手にとってのプレゼントの価値は大きく変わります。

プレゼントの贈り方

プレゼントの贈り方については、いくつか方法や流れがあるので、ここではそれらについて詳しくご紹介していきたいと思います。
まず、基本的には手渡しが理想的です。
ただし渡す日取りには気を付けましょう。大安や先勝などの吉日をあらかじめ狙ったうえで渡すというのが古くからのマナーとなっています。

訪問するのが難しいという場合には、プレゼントを郵送することもできます。
ただし、郵送では手元に確実に届くかどうか不安という方もいらっしゃると思うので、郵送する前に手紙で「銀婚式祝いの品を郵送する旨」を伝えておきましょう。
サプライズ感はなくなってしまいますが、確実に受け取ってもらうことができるでしょう。

また、銀婚式をお祝いするためのプレゼントは、「熨斗」をつけなければならないことも珍しくないので、熨斗の書き方などについても詳しく知っておきましょう。
熨斗は銀婚式以外の祝いの席でも多数使用されるものなので、その書き方を知っておいて損はまったくありません。

のしの書き方

銀婚式のお祝いにプレゼントを渡す際は、「熨斗」を付けなければならない場合があります。

熨斗について

熨斗というのは、祝典などのお祝い時に渡すプレゼントに添える縁起物です。
長細い六角形型の飾りが熨斗で、これに水引と呼ばれる紐を付けたものを「熨斗紙」といいます。

水引について

水引は、熨斗紙の真ん中を結んでいる紐のこと。
紐の結び方によって意味合いが異なるため、お祝いする内容にあわせた結び方・色合いの水引を使用する必要があります。何度来ても喜ばしい祝いごとには「蝶結び」、人生で一度きりであろう祝いの際には「結び切り」という結び方が使用されます。
銀婚式の場合は何度来ても喜ばしい祝いごとに分類されるので、「蝶結び」を使用しましょう。また、色合いは紅白、金赤、金銀のいずれかにしてください。

熨斗の書き方に

水引の上部には、贈る目的を記します。銀婚式であれば「銀婚式御祝」または「祝銀婚式」となります。
また、水引の下部には送り主の名前を書きます。名前は贈る目的を書いた文字よりも小さめにしましょう。

夫婦間の場合、熨斗は必要ない

夫婦間でプレゼントを贈り合う場合は、熨斗を使用する必要はありません。

銀婚式のタブー

銀婚式の祝い方には、いくつか注意点があります。
よかれと思ってやったことが、じつは失礼なことだった……となるのはあまりにも悲しいので、しっかりとしたマナーや注意点を知っておきましょう。
注意点を守れば、自然と選ぶべきプレゼントや贈るべきメッセージなどが見えてくるはずです。
それでは以下でご紹介するので、銀婚式のお祝いを控えている方はぜひ参考にしてみてください。

注意点

銀婚式で避けるべきアイテムとは、縁起が悪いものです。
たとえば、櫛(くし)は「苦」や「死」を連想させるのでNG。
「手切れ(別れ)」意味するとしてハンカチ、包丁やハサミ、割れやすい陶器の壺なども避けられています。
「老い」を連想させるアイテムもNGなので、老眼鏡や杖などといったものも選ぶことがないようにしましょう。

以上で挙げたアイテムは、本人たちが欲しいと言っていたものであったとしてもせっかくの祝いの席でプレゼントするものではありませんので避けてください。

ちなみに、目上の方にプレゼントする場合は、履物も避けられています。
履物は踏みつけるものの象徴なので、目上の方にプレゼントしてしまった場合、侮辱していると捉えられても仕方ありません。

選んではいけないもの

ギフトカードや現金のプレゼントは、意外にも喜ばれる方が多くいらっしゃいます。
受け取ったあとにそのお金で何を購入するか自分で選択できるというのが人気の秘訣でしょう。

とはいえ、昔ながらの感覚でいえば、現金やギフトカードや、金券、商品券などといったものをプレゼントするのは、マナー違反にあたります。
現在では現金が一番うれしいという方も多いですが、銀婚式ともなると相手はかなりの目上である場合がほとんど。
ここは古くからのしきたりに従って、それらを避けたプレゼントを贈るべきでしょう。

ただし、ご夫婦のほうから現金やギフトカードなどを所望された場合は、縁起物とは違って断る必要はありません。

お返しは?

息子や親戚、友人から銀婚式のお祝いを頂いた場合、基本的にお返しは不要です。
しかし、ちょっとしたパーティーや食事会を催してもらった場合は、内祝いを贈ることもあります。
贈る品はご夫婦ならではのもの、縁起のいい紅白のものなどがいいでしょう。

いかがでしょうか。
結婚25周年を記念する銀婚式。
毎日支え合いながら共に歩み続けてくれている旦那さんや奥さん、もしくは二人三脚で家族を支え続けてくれたご両親に、感謝の気持ちを込めて思い出に残るステキなプレゼントをしてみてはいかがでしょうか。

銀婚式

Posted by ロッシ